感情を動かすコピーライティングの要素『会話形式』

感情を動かすコピーライティングの要素『会話形式』

人が物を購入する動機 感情を揺さぶる要素『会話形式』。

文章だけでなく、読者を想定したキャラクターとの会話形式の文章にすることで、読者が浮かびそうな疑問に答えることもできますし、文章にリズム感が出てくることで目に優しく、読みやすくなる効果も得られます。

基本的に、コピーは1対1(書き手 対 読者)のやりとりになりますので、書き手の主観を書き連ねた文章を読まされるようなものです。それを、(書き手 対 キャラクター)のやりとりとして文章化することで、読者はそれを眺めている感じになります。

そうすることで、物語性を出すこともできますし、エンタメ性を出すこともできます。

例えば何かの原理を伝える時に、単純にそれを淡々と説明していくのではなく、オーロラができる原理を例にしてみると、

A「ところでBさんオーロラってなぜ現れるんですか?」

B「オーロラってのはね、太陽で起こる爆発で生まれた電子や陽子が地球上空の酸素や窒素の原子とぶつかって光を出した時に地球上ではオーロラとなって現れるんですよ。」

このような形にするとか、もっと簡易的にするのであれば、読者が疑問に浮かびそうなことを「」で一文だけ質問形式で入れ込むことで、読者の疑問を解決しながら読み進めてもらうことができるようになります。

実はもう一つ裏の意図もありまして、このように注意力を惹きつけて一つ一つ解決していくことで、他の疑問点や問題点があったとしても、そっちに気をとられずに、「この商品が最高で1点の曇りもない!」という印象を与えることもできてしまいます。ですので、買う側になると注意深くなることが必要ですし、書き手にまわると、粗悪な商品や詐欺商品を売ることに使わないようにする姿勢を持つことも重要です。

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