感情を動かすコピーライティングの要素『コンプリート』

感情を動かすコピーライティングの要素『コンプリート』

人が物を購入する動機 感情を揺さぶる要素『コンプリート』。

人はコンプリートさせたい欲を持っているものです。ビジネスモデルとしてよく例に出されるのは、ディアゴスティーニは雑誌の付録を数ヶ月にわたって届けることで付録が完成するという定期購読モデルを採用してたりします。

また、漫画や映画、海外ドラマなどのシリーズものも一話見てしまうと全部見たくなりませんか?

私の場合は見たい欲を止められなくなるので、相当時間があることがわかっている状況じゃないと海外ドラマを見ることができません。1話1時間の24話で終了の作品となると、まとめて見ちゃうタイプですので。

神社仏閣でも西国三十三所巡りとか東京七福神巡りとか、関東三十六不動霊場巡りなど、数社でセットになっているものがありますが、御朱印を全部集めてくると、一枚の掛け軸や紙にまとまった作品のようになります、それもオークションで出品されてたりします。足を運ばなくても手に入るということですが、これも全部まわれなかった人のコンプリートの欲求を叶えることになりますよね。

抜けを埋めたくなるのは心理的なもので、ゲシュタルトの穴理論というものがあります。パズルのピースも全て埋めたくなるのもそうですし、心の穴を埋めたくなるのも同じことです。

『コンプリート』はビジネスモデル作成や商品作成、セールスコピーではボレットがそうですね。魅力的に見えてどんどん購入意欲が高まってくるところです。説明会セールスの場面でも使われています。人は穴を作られるとそれを埋めたくなるので、気になる穴を作られるとそれを知りたくなるのです。

例えば、「13人中12人が3ヶ月で月収100万円を達成できた、成功の3ステップのうち最後の1ステップは説明会でお伝えします」という使い方をすると説明会に申し込む動機ができます。

「睡眠障害で仕事をクビになったけど、2ヶ月で会社員の月収以上の収入得ることができた場所と時間にとらわれない仕事はこれだ!」 これもその仕事を穴にしてるので、気になりますよね。

このように、商品作成にも、セールスコピーにも使える要素が『コンプリート』です。

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