感情を動かすコピーライティングの要素『ベネフィット』
人が何かを購入する時の動機には
・痛みを避けたい時(needs)
・快楽を得たい時(wants)
という二つの理由があります。
ですので、何かを販売する時にはその商品を買った後に
どうなれるのか?
何が得られるのか?
ということを伝える必要があります。これが『ベネフィット』という要素です。
電気屋さんに行くと、商品の性質を熱く語る店員さんがいますが、素人であるお客にそのようなことを語られても意味不明で理解できません。
スマホだったら材質や液晶の内容を伝えられるよりも、「落としても割れないんですよ〜」と説明されたほうが、購買欲求が高まる人は多いでしょう。
ジャパネットたかたのセールストークを聞いているとすごくわかりやすいですよ。
「この商品の特徴は○○だから△△になれる」
販売する時に伝えるのは○○ではなくて
△△←(ベネフィット)のほうだということですね。
あと、ベネフィットや大事なことは何度も繰り返して伝えると良いです。そもそも一度伝えたくらいでは心に残りませんよね。
私は読者の心(魂)に火を付けるのがコピーライティングの醍醐味の一つだと思っています。
何度も繰り返すことは接触回数が増えることになります。接触回数を増やすことで好印象を得られる効果を心理学者が広めたザイオンス効果といいますが、これはまた別の機会にお伝えします。ネットが普及する前からマスメディアでもよく用いられている手法です。
相手の無意識に入り込んでいつの間にかその気にさせることができていたら、もう一流のコピーライター、マーケッターですね^^
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