感情を動かすコピーライティングの要素『理由』
人が物を購入する動機 感情を揺さぶる要素『理由』について解説していきます。
あなたもこのように感じる時はありませんか?
同じような商品を売ってる人がたくさんいる中で、
・なぜこの商品をこの人(店・会社)から買わなければいけないのか?
・なぜこの商品を俺が(私が)買う必要があるのか?
セールスコピーライティングは相手に行動してもらうためにあるものです。販売者が意図したとおりに購入してもらったり、無料登録してもらったり、資料請求してもらったり、広告をクリックしてもらったり、次から次に行動してもらうことでビジネスを成功に導くものです。
例えば、私の髪が薄くなってきているとして…(ほんとはフサフサですよ!^^)
抜け毛を抑えるシャンプーを探していたら、たくさんあるその手のシャンプーの中からどれかを選ぶことになります。その際に私がどれかを選ばなければならない理由が、いずれかの商品に必要になります。私の場合は豊富な事例があるシャンプーを選ぶと思います。ですのでこの場合、豊富な事例を掲載していることが、私がその商品を買う理由に答えていることになります。
このように、あらかじめ読者の脳に浮かぶ疑問には答えを用意して書いておく必要があるのです。
もう一つの理由は、web媒体や紙媒体の場合は読者の脳に疑問を作ってしまうと、読者の気を紙面からそらしてしまうことになります。つまり取りこぼしにつながりかねないということです。
あなたもwebページや紙媒体を夢中で読み続け、購入ボタンをクリックした経験はありませんか?
テレビショッピングでついつい今しかないと判断して誘導されるがまま電話して購入してしまった経験はありませんか?
私はあります^^
読者をこのように意図した形に行動してもらうためにも、想定される疑問には答えておく必要があるのです。
わかりやすいフレームワークが2つあるのでご紹介します。
1、人が行動する時には「4つの学習タイプ」というのがあって、
・なぜ
・何
・どうやって
・今すぐ
というのがあります。
例えば、フェミレスでバイトしてるとして、閉店作業中に店長からトイレ掃除を頼まれたとします。その時に「なぜ今?」「なぜ自分が?」という納得できる理由が必要な方は「なぜタイプ」です。
「今トイレはどんな状況なのか?」データや情報や根拠が必要な方は「何タイプ」。
やり方やプロセスを教えると動ける方は「どうやってタイプ」。
何をすれば良いのか良いのか知れば動けるのが「今すぐタイプ」です。
私はコピーライティングをやり始めた当初、メルマガやブログの記事を書く時にはこの順番で書いていました。単純に4つのタイプ全ての人の行動を促すことができるということになりますし文章も整います。
2、ゴールデン・サークル理論
こちらは、TEDでサイモン・シネック氏が提唱した有名なフレームワークです。
アップルやキング牧師の事例から、whyから伝えていくことが重要だと説いています。
アップルの事例では
why:ビジョン、理念、信念
how:デザイン性、使いやすさ
what:素晴らしい製品ができました
このような形です。
これらは有名なフレームワークですので、コピーだけでなく、プレゼンなどにも活かすことができます。ぜひ使ってみてください。
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