感情を動かすコピーライティングの要素『社会的証明』
人が物を購入する動機 感情を揺さぶる要素『社会的証明』。
この要素は購入者側(情報の受け手)が一番気になる要素、社会的にどう評価されているのかの証明ということです。
物品を購入する場合、サービスを受ける場合、病院や歯科を探している場合、ホームページ上ですごく魅力的に表現されていたり、すごいキャリアのある医師が独立開業した医院だったりした場合、その商品やサービスが欲しい、治療して欲しいと思うでしょうか?
インターネット上には嘘やオーバーな表現も多いですから、実際の商品力と、販売者自身が発信している情報がイコールというわけではありません。
そこで信用してもらうためにも他者からの評価を社会的証明として示す必要があるのです。
誰もが好き放題に発言できるネットの世界では、商品の評価以外でも社会的証明を示すべき場面も出てきます。
その発言の内容が正しいのかどうか?個人的主観を言ってるだけじゃないのか?という場合です。
医者や弁護士などの知識が備わっていると思われている職業の方の場合は、難解な資格を所持している前提がありますので、権威性を持ち合わせています。例えば医者が医学について語ったとしても信じてもらえると思いますが、
医者ではない健康オタクの方がおすすめのサプリメントを薦める場合、なぜそれが必要なのか?という理由を健康オタクの方は持論を展開するだけじゃなく、その持論を裏付けるだけのデータを持って説明しないと、多くの人からの信用は得られません。
このように、(販売者)と(購入者)以外の人間にはどのように評価されているのかを示す必要があります。
それでは、具体的には何が社会的証明になるのかというと、
・飲食店なら店舗前に並ぶ行列
・お客様の声
・官公庁や一般的に信頼度の高い機関が発表している公のデータ
・口コミ
・過去実績
・施術中の画像
・メディア掲載事例
など、第三者の声や、事例、実施経験をライティングだけではなく、画像や動画を使って見てもらうことです。
昔、カミソリのTVCMで「切れてなーい」というのがやってましたが、あれも誤って横滑りしたときに肌が切れないことを証明していました。私の友人が試してみたところ切れてしまいましたが笑
詐欺はいつの時代もなくならないものなので、インターネットを主戦場にするビジネスの場合は特に、社会的な評価を意識したほうが良いでしょうね。
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