全国から参拝者が訪れるパワースポット、神気あふれる【奈良 大神神社(おおみわじんじゃ)】
奈良県でパワースポットといえば必ず出てくる大神神社(おおみわじんじゃ)。
老若男女、家族連れ、カップル、友人同士、一人、外国人観光客、いろんな方が参拝に訪れます。お茶屋のママの話では奈良の田舎にも関わらず芸能人もプライベートで来るそうです。不思議体験をする方も多く、スピリチュアルな能力がそれほど発達していない僕でも不思議だな〜と感じることが毎回あり、とても楽しめるスポットなので良く足を運んでいます。
今回は、そんな大神神社(おおみわじんじゃ)をご紹介していきます。
1、大神神社の魅力
不思議体験をしたという声をよく聞きます、それがパワースポットファンやスピリチュアルファンから好まれるポイントでしょう。僕も仕事で東京と奈良を行ったり来たりしていますが、東京で出会った方に「奈良から来た」「奈良県出身です」という話をすると、大神神社に行ったことがあるという話を聞かされることも多く、不思議体験をしたという話もお聞きします。
僕が個人的に感じる魅力は、御神体である三輪山を登拝できるのですが、毎回、登る前よりも降りてきてからの方が元気になっているところです。山頂まで登って降りて2時間ほどですが、往復するだけで、よくない感情やマイナス感情はなくなり前向きな気持ちになり、毎回スッキリするのです。
草木や岩、滝、小川などの自然、神気を感じることができ、かなり気持ち良くなれるところが魅力です。「デトックス」とか「アーシング」と同じような感覚かもしれません。神話ファンからすると国造りの神さまが御祭神であることが魅力でしょう。
2、大神神社のご祭神とご利益
主祭神:大物主大神
配神:大己貴神、少彦名神
大物主大神は大国主神(大己貴神)の幸魂・奇魂であり、大己貴神は少彦名神と国造りをした神さまなので、好きな人も多いのではないでしょうか、多くの神社で祀られている神さまです。
公式HPによると、以下のように記載されています。
『農業、工業、商業すべての産業開発、方除(ほうよけ)、治病、造酒、製薬、禁厭(まじない)、交通、航海、縁結びなど世の中の幸福を増し進めることを計られた人間生活の守護神として尊崇されています。』
2.1、巳の神杉(みのかみすぎ)
大物主大神の化身の白蛇が棲むと言われているご神木。白蛇を見かけるとラッキーだそうです。実際にこの場所で白蛇を見たという話もありますが、僕はまだ見たことがありません。
賽銭箱の手前にある台には白蛇の好物という卵がお供えされています。
3、大神神社の御神体、三輪山登拝
大神神社は本殿がなく、御神体が三輪山(標高467m)となっており、古代の信仰の形を今に残す日本最古の神社です。
公式HPより
『ご祭神の大物主大神(おおものぬしのおおかみ)がお山に鎮まるために、古来本殿は設けずに拝殿の奥にある三ツ鳥居を通し三輪山を拝するという原初の神祀りの様を伝える我が国最古の神社です。』
狭井神社から三輪山登拝が可能(受付は9:00〜14:00)。
通常の登山とは違い、撮影禁止、ゴミ禁止、水以外の飲食は禁止、16時までに下山しなければいけないなどのルールがあります。
往復2時間ほどの登山的には初心者レベルの登山ですが、服装は動きやすい服装が良いでしょう。スニーカーにスポーツスタイルの方が一番多いように思います。あとは、トレッキングスタイルの方、白装束の方、信仰上神体山に靴で登るのは失礼という理由から裸足で登る方を見かけます。
3.1 、登拝時の服装
杖が登拝口においてあるので、体力に自信がない方や慣れていない方は借りるのも良いと思います。
登拝口になる狭井神社には
・コインロッカー(100円戻ってきます)
・足や靴の洗い場
も設備されています。
【3.2 登拝後の休憩には】
狭井神社の鳥居前に一件、鳥居前から徒歩20分ほど歩いて檜原神社の方まで行くとお茶屋さんがあり、ランチやティータイムに使えるので疲労時にはぜひご利用ください。
4、摂末社
4.1、摂社
高宮社
祭神:日向御子神
三輪山上に鎮座する。
狭井神社
祭神:大神荒魂神
式内社「狭井坐大神荒魂神社五座」。病気平癒の神社。御神体である三輪山への登拝口が境内にある。
活日神社
祭神:高橋活日命
崇神天皇の時代に大神神社の掌酒を務めた名人を祀る。記録に残る日本最初の杜氏であり、酒の神として知られる。
磐座神社
祭神:少彦名神
三輪山周辺に点在する辺津磐座(神が鎮まる岩)の中心である。
市杵島神社
祭神:宗像大神の一柱、市杵島姫命を祀る。
大直禰子神社(若宮社)
祭神:大直禰子・少彦名命・活玉依姫命
檜原神社
祭神:天照大神若御魂神・伊弉諾尊・伊弉册尊
なお境内には豊鍬入姫命も祀られている。
神御前神社
祭神:倭迹迹日百襲姫命
神坐日向神社
祭神:櫛御方命・飯肩巣見命・建甕槌命
式内社「神坐日向神社」。
綱越神社
祭神:祓戸大神
式内社「綱越神社」。
玉列神社
祭神:玉列王子神・天照大御神・春日大神
式内社「玉列神社」。
久延彦神社
祭神:久延毘古命。合格祈願の神社。
4.2、末社
大行事社
祭神:事代主神、八尋鰐、加屋奈流美神
成願稲荷神社
祭神:保食神、宇迦御魂神(稲荷大神)、大宮売命。
天皇社
祭神:御真木入日子印恵命
神宝社
祭神:家都御子神、熊野夫須美神、御子速玉神(熊野権現の三神)。
毎年元旦未明の繞道祭十八社巡りにおいて三ツ鳥居から出た御神火が最初に捧げられる社。
5、大神神社 行き方
633-8538
奈良県桜井市三輪1422 大神神社
0744-42-6633
電車
JR三輪駅から徒歩5分
バス
・近鉄桜井駅北口からシャトルバス運行(土日祝日のみ運行)
・その他、近鉄桜井駅北口から奈良交通天理駅行きでも到着可能
※電車バス共に本数少なめ(1時間1〜2本)なので注意してください。
車
駐車場 大鳥居から二ノ鳥居前までに数件あり、ニノ鳥居前と大鳥居近くは無料、中間にある駐車場は有料。
いかがでしたでしょうか。
日本最古の形式をとる大神神社。登拝したいけど体力が心配という方もいらっしゃるかもしれませんが、驚くくらい年配の方も登られていますし、足が不自由な方も登られているのを見たこともあります。「無理やったら途中で引き返したらいいか」と話しながら登っていく方もおられました。
大神神社 まとめ
大神神社近辺では、三輪そうめん、ソフトクリーム、柿の葉寿司なども楽しめます。境内も広く1日中楽しめるところです。いつもあたたかく心地よい空気で迎えてくれる神社です。
最後までありがとうございました。
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